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登山!俺のフレンチ・イタリアン!天王洲で三谷幸喜!俺のゴールデンウィーク2014テーマはカオス!

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GW。
GetWildの頭文字ではない。
泣く子も黙る大型連休、ゴールデンウィークのことである。

働き過ぎる日本人が、我先にと休みをとり、
高速道路の渋滞距離と新幹線の乗車率の高さを競い合う
恒例のお祭りである。

小生と細君は、この連休を有意義に過ごすべく、夜な夜な終わらない会議を続け、
一つの結論に至った。

「1日山に行き、1日都会に行き、1日地元で休もう」

何と効率的かつ平和的、および控えめなプロジェクトだろう。
慎ましき倭人の美徳をこうして平成の世、21世紀の初頭においても実現させる
控えめっぷりにただただ感嘆するばかりである。

まずは山に行った。
天気予報を各局はしごして、
ここぞと決めた5月4日に早起きしてGO!
目指すは飯能市、東京都と埼玉の境にある1000mに満たない低山
棒ノ折峰である。
トレッキングシーズンの幕開けとしては最適なチョロい山だ。
そう思っていた自分をタイムマシンで過去に戻り、
かちこちに固まった巨大な高野豆腐の端っこで殴打してやりたい。
この山は想像以上に急峻であった。

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彼らは、小生達の先を行く山男と山女のカップルである。
このように、行きも帰りもソチ五輪ラージヒルのような急な坂道が続く。
休み所がなくずんずんと登り、ずんずんと下るものだから、足への負担はかなり大きい。
特に下りは、ただ木の根が露出しただけのような荒れ地を進むものだから、
「もういやんなっちゃう。まだつかないのかしら」と
リンダ困っちゃう的なセリフを心の中で咆哮してしまうのも致し方ないことである。

トレッキングを無事に追え、
麓の温泉に入ったり、牧場でジェラートをむさぼりなめたりするなど、
1日目はその天気と同様にほがらかなうちに終わった。

2日目は一転して都会である。
前日の激闘からくる疲労で、「予定通り」、当初の予定から1時間遅れで魔界都市TOKIOに向かう。

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今日はまず「都会を喰らう」ことから始まる。
赤坂見附駅に到着したのは、11:30。
お目当ての俺のイタリアン・フレンチ AKASAKAの前にはすでに行列が出来ていた。
一瞬、「このまま素通りしてしまおう」と思ったことはひた隠し、
期待に目を輝かせる細君と一緒に列の最後尾に並ぶ。
予定通りに到着していれば、一回目の入場で店内に入れたようだが、
残念ながらそこから漏れて、待機を余儀なくされる。

しかし1時間20分ほどで店内へ。
そこからめくるめく「俺のグルメ」堪能パーテーである。

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どいつもこいつも美味い。
なるほど、これが行列して食べる店か!
と納得の数皿であった。

そしてこの日のメインイベント
「はじめての演劇鑑賞」である。
目指すは、天王洲、銀河劇場。
そこでは、我らが三谷幸喜の最新コメディー「酒と涙とジキルとハイド」の公演二日目が行なわれる予定になっていた。
敬愛してやまない三谷先生の舞台をライブで鑑賞するのは、初めての事。
養命酒が必要かしら?と思うほどの動悸とときめきを抑えられず、
ふくれたお腹を抱えながらひゃっほほーいと電車に乗ったはいいが、一つ問題があった。

チケットがないのである。

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三谷先生の舞台といえば、超がつくほどの人気作品。
チケットなど、あっというまでもなく、口を開く前に売り切れてしまう。
連休中ともあれば、なおさらである。

しかし、我々は「必ず当日券販売しますよ」という情報を
公式ホームページの下の方からゲットし、
その「当日券」という形の見えない幻のような奇跡、
いわゆる「ミラクル」を求めて、こんなベイサイドの埋め立て地までのこのことやってきたのである。

舞台の開演は18:00。
当日券の販売は、16:30。
天王洲アイルに到着したのは14:30。
まずは、敵情視察よろしく、銀河劇場の入口から中をのぞいてみた。
開演準備をするお姉さんが一人、訪ねてみると
当日券は、16:00近くになると会場前に立て札が出て、そこに並ぶと買えるという。
「いやー、今日は難しいですね。目隠しでマリオの1面クリアーするくらい難しいですね」
と死の宣告でもされるかと思いきや
「意外といけそう」な雰囲気。

小生と細君は、一度、戦場を離脱し、劇場の隣にあるセブンイレブンでセブンカフェを購入、
ロビーのイスに座り、胃の消化を助けると共に、昨日の登山で痛めつけられ、階段を上り下りする度に悲鳴を上げていた両足を労った。
その後、近くにあるおされな雑貨店などを見て回って時間をつぶし、16:00に再び劇場前へ。
すると、すでに当日券の立て札があり、並んでいる人々が。

しまった、一生の不覚!と、細君の介助で切腹もやむなしかと覚悟したが、
一縷の望みをかけて列に並ぶ。
今日は行列の日である。
我々の前には4人。
おそらくラブリンこと片岡愛之助氏のファンであろう和服のおばさま
おそらく自身も劇団を主宰し、第二の三谷幸喜を目指していそうな男性
おそらく恋人同士であろうスマホに夢中なカップル
※この見立てはあくまでも個人の見解である
つまり我々の運命は、先にスタートラインに立った4人の猛者達の手に握られたのだ。
チケットが4枚しか残っていなければ、我々は、天王洲くんだりまで、わざわざセブンカフェを飲みに来た事になってしまう。

30分がとても長く感じられた。
我々の後ろにも2人の女性が並び、ついに門が開けられた。
目の前でチケットが売れて行く。
ただ2枚残っているだけでなく、連番でなければ意味がない。
どうやら、チケットはS席と立ち見しか残っていないようだ。
我々の番が来た。

ミラクル到来とはこのことである。

1階フロアの中央に燦然と輝く連番の2席。
まさに小生と細君のために、神様だか何だかが用意してくださった
贈り物ならぬ、贈り席に違いない。
我々は光の速さで
「それちょーだい」と頼み込み、無事にチケットを手に入れたのである。

我々のように天王洲銀河劇場で当日券を買いたいと思っているけれど、
どうしてよいか分からないみなさん。
開演の2時間前に劇場前に集合しましょう。
早い者勝ちのミラクルは、そこに落ちている。

肝心の舞台はというと、
文句無しに面白かった。
抱腹絶倒とはまさにこのことである。

三谷先生の脚本と演者の個性がマーブル模様に絡み合い、
上質のコメディーを作り上げていた。
そして何より、優香氏の顔は小さかった。

我々は多いに満足し、
痛む足を引きづりながら、一路、我が家に向かって走り出したのである。


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