
また、美味い店を見つけてしまった。深谷市の黒んぼ食堂で食べるこだわりの洋食。オムライス、ナポリタン、カレーしかないお店ですが、そのどれもが美味いという奇跡の洋食店。しかも、デザートになぜか出て来る杏仁豆腐がこれまた美味いので、リピート確実な名店なのです。
目次
黒んぼ食堂で、「洋食」を味あう
洋食というのは、まさに和食とは異なる「西洋からやって来た料理」のこと。
ですが、それはイタリアンやフレンチとは異なり、西洋の食文化を「日本風にアレンジした洋風料理」のことだと、僕は思うのです。
その洋食の代名詞とも言えるのが、オムライスとナポリタン。
その両方を味わえるのが、黒んば食堂さんなのです。
深谷市の中心部から少し離れた田園地帯。
東京成徳高校深谷の道を挟んで向かいにあるこのオシャレな建物がそう。

洋食屋さんというより、美容室か、はたまた建築事務所かと思ってしまう外観ですが、間違いなくレストランです。

店内はそれほど広くなく、テーブルが5つだけ。
おそらくご家族中心の少人数で運営されているのでしょうから、これくらいが限界だと思います。
僕たちがお店に入った時は午後1:30頃でしたが、すでに満席。しばらく空くのを待っていましたが、その間にも次々とお客さんがやってきて、最後には5組ほどが待っている状況でした。
子供用のイスはありませんが、ベビーカーを入れて座らせておくことはできます(スタッフさんからのご提案)。
珠玉の洋食メニュー

メニューはこちらのみ。
実にシンプルです。
洋食はオムライスとナポリタンで、唐揚げとポテサラ付き。
そして、後はカレーが5種類。
どれもセットにすると、ドリンクと杏仁豆腐が付いて来ます。
この日は、すでにナポリタンが売り切れで、残念ながら食べられませんでした。
ということで、オムライスと海老卵トマトカレーを注文。
しっかり卵のオムライスに見えるが、実はふわとろ

こちらがオムライス、実にきれいな形のオムライスですねー。
ほれぼれしてしまいます。
オムライスの見本といっても過言ではない。

オムライスにもいろいろ種類があって、こちらは「しっかりと卵を焼いたタイプ」に見えます。
しかし、しかし、

実際に食べてみると、卵には適度な厚みがあり、ふわとろなんですよー奥さん。
嘘じゃないって。
スプーンを入れると卵がとろんと崩れ、ケチャップライスに合うんだ、これが。
なかなか、家庭では作れない「プロフェッショナルなオムライス」です。
豪華過ぎる海老と卵とトマトのコラボレーションカレー

こちら海老と卵とトマトのカレーです。
見るからに豪華です。ご飯の上に卵焼き、その上に海老とホールトマトが乗っていて、カレーは後かけタイプです。

カレーは、野菜などがしっかりと煮込んであり、煮くずれた感じになっています。
ゴロゴロした具はなく、カレーの中にすべてが凝縮されている気配。

アップにしてみました。
よだれが止まらない人、あなたの視力は正常です。

まだまだアップにできます。
ぷりぷりの海老が結構たくさん乗っていますね。

カレーと海老と卵とトマトの相性が抜群なんですよね。
カレーは結構スパイシーです。
いわゆる日本の家庭で食べるカレーよりは水気が多いカレーですね。

珍しいお茶をセットで堪能
セットのドリンクには、メニューにある珍しいフレーバーティーを注文することもできます。


上がプーアル茶で、下がジャスミン茶。
お湯が少なくなると足してくれて、もう一杯飲めます。
デザートの杏仁豆腐がこれまたうまい

洋食からなぜか中華的な要素が増えて来て、最終的にデザートは杏仁豆腐になりましたが、これがまた絶品。
今迄たべた杏仁豆腐の中でもトップを争う美味しさではないかと思っております。
しかも、量がかなり多い。
お茶碗一杯ありますからね、大きめのレンゲですくっても、たっぷり食べられます。

メニューはシンプルですが、一つ一つのお料理に込められたアイデア、手間ひま、まごころが感じられる、本当に美味しい洋食です。
また来たい、絶対来ようと思わせてくれるお店。
こういうお店に出会えるのは、本当に幸せですね。
皆さん、騙されたと思ってドライブがてら訪れてみて下さい。
絶対に損はしませんよ。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★